私は家でWindows10のデスクトップPCをメインに使ってます。
PCを使っているとなんだかやたら動作が重くなることがよく起きます。
調べてみるとマイクロソフトがファイル検索用のインデックスを作成してたりマルウェアチェッカーでファイルスキャンしてたりOnedriveでバックアップしていたり、そういう色々なバックアップタスクが走ってCPUやハードディスクアクセスを使い切ってしまってたりします。
親切で動作してるバックアップタスクとはいえ、ユーザーの作業に支障が出るほどリソースを食ってしまっては本末転倒では無いでしょうか。
どれだけPCのスペックを上げても結局こういうのが食いつぶすリソースが大きくなるばかりです。
そういえばChromeもブラウザのくせにバックグラウンドでこっそりハードディスクをスキャンしてるらしいです。
私はふと陰謀論めいた説を思いつきました。
ソフトウェア企業は利益のためにユーザーPCのリソースをわざと食いつぶしてるという説です。
ソフトウェア企業は一人のユーザーから利益を追求しようとするとユーザーPCのリソースを酷使する発想に行き着くのではないかという話です。
極端な例ですが、Webページにアクセスしてきたユーザーの端末のCPUを使って仮想通貨を採掘するCoinhiveというソフトウェアがあります。
話題の「Coinhive」とは? 仮想通貨の新たな可能性か、迷惑なマルウェアか
これなんかはかなり直截的にユーザーのリソースでマネタイズしてます。
ユーザーリソースを使うメリットは、どれだけ無駄遣いしても電気代を払うのはソフトウェア企業じゃなくてユーザーであるという所です。
デフォルトで毎週デフラグ実行する設定にしてどれだけ無駄にハードディスクシークさせてHDDの寿命を縮めてもマイクロソフトは痛くもかゆくもありません。
コラ!払えよ!無駄に使った電気代とハードディスク代!!
私のPC上で好き勝手してんじゃねぇ~ぞ!
勝手に仮想通貨掘るところまでしなくても、ユーザーの行動を監視したりユーザーのデータをのぞき見してデータを収集すればそれは自社サービス改善の役に立つ価値になり、そして利益向上につながります。
ユーザーのリソースで稼ぐ…やればやっただけトクするならやらない手はない!
これから先、どんどん企業がユーザーのリソースを食いまくって稼ぐ風潮になるかもしれません。
しかし沢山のユーザーを抱えたマイクロソフトのような企業がこういう事をしてしまうと、目先の利益は得られても塵も積もって全世界で膨大な量の無駄なエネルギーが使用されて、ひいては地球資源の損失になっていきます。
だからユーザーリソースを食いつぶしてどうこうするのはやった方がおいしいとしてもやめてくれ。