今日はUnite2018の基調講演へ行ってきました。
雨の中無料のホットドッグを求めて並ぶ人々#UniteTokyo2018 pic.twitter.com/C4NY29tzth
— ばやしこ@5/19~20月面スポーツVRハッカソン (@bayashiko_r) May 7, 2018
ホットドッグと水がタダでもらえるというので雨の中並びました。
Tシャツもタダでもらえました。
とりあえずTシャツとホットドッグもらった。 #unitetokyo2018 pic.twitter.com/88hvTlRleE
— futurala@App Developer (@yasukiwatanabe) May 7, 2018
Unity Meetup アプリがトラブってチケットQRコード表示できないというトラブルがあったらしいですが、僕が到着した17:30頃にはもうスムーズに受付できました。
受付開始予定時刻ですが、今しばらくお待ちください。本当に申し訳ございません。(「Unity Meetupアプリ」の障害は現在修正作業中です) #unitetokyo2018 https://t.co/2FxznoSVMj
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン@5/7~9 Unite Tokyo 2018 (@unity_japan) May 7, 2018
基調講演の様子はtwitchで生配信され、アーカイブもあります。
unityjpのUnite Tokyo 2018をwww.twitch.tvから視聴する
私は残念な事にその場でちゃんと聞いてたのによく分からなかった点が多いので、またアーカイブ観て何がどうだったのかまとめてみたいと思います。
1.キズナアイちゃん登場(アーカイブ26:00あたり)
予告されてたキズナアイちゃんがいきなり登場です。
何故か巨大化したキズナアイちゃんが何故か街を破壊しています。
#unitetokyo2018 #KizunaAI pic.twitter.com/Xk1gbdNn3g
— たつもと (@tatumoto) May 7, 2018
Uniteに登場するって事はキズナアイちゃんはUnity製なのかな?
と思ったら、キズナアイちゃん曰く、以前の動画でアセットストアで買ったキャラクターを使わせてもらった縁での登場…だそうです。
2.大前さんの話
Unity色々すごいという話。2017年の間に日本のUnityProユーザー数は1.5倍に増えたとの事。
VRはUnityの独壇場……!https://t.co/7EY5x3h6s8#unitetokyo2018 pic.twitter.com/IV6egqLKCD
— カン神巫女 -KAMIKO- (@Kan_Kikuchi) May 7, 2018
アメリカで一番人気急上昇なお仕事、MLエンジニア。 #UniteTokyo2018 pic.twitter.com/WAucJj4Bu8
— iiou16@unite2018参加 (@iiou16_tech) May 7, 2018
出来る限り最新のUnityドキュメントの日本語化をできる体制ができた。
エディタの日本語化のプレビュー版が今日から公開。バージョンは2018.1。UnityConnectにフィードバックのためのグループを作る
へぇ!Unity エディタ日本語版対応!
ようやく!いいね #UniteTokyo2018 pic.twitter.com/M6kJdNjENc— ちょまど@UniteのMSブース担当中 (@chomado) May 7, 2018
ついにUnityエディター日本語化対応が実現!プレビュー版の配布&フィードバックを受け付けるUnity Connectのグループはこちらです。ぜひ登録してください。 #unitetokyo2018 https://t.co/93XF2sOTLM
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン@5/7~9 Unite Tokyo 2018 (@unity_japan) May 7, 2018
3.Probuilderについて
Unity2018でProbuilderというエディタ内でモデリング、レベルエディットできるアセットがエディタに統合されました。
Unity内でレベルをプロトタイピングできて便利。
デモでブーリアン使ってたけど、Probuilderのブーリアンってポリゴンがバキバキに分割されて微妙だったけど改善されてるのかな?
Unity エディタで ProBuilder を使った簡単なプロトタイプの実演と、
その ProBuilder で作ったモデルを Maya へインポートするデモも。エディターに「インポート」というメニューがあってシームレスにインポート/エクスポートが可能#UniteTokyo2018 pic.twitter.com/kwdai9snNK— ちょまど@UniteのMSブース担当中 (@chomado) May 7, 2018
4.Scriptable Render Pipelinesについて
Unity2018からの、レンダリングパイプラインをカスタマイズできる仕組み。
↓詳しくは凹みTipsを読もう!
Unity 2018.1 より提供される Scriptable Render Pipeline について調べてみた
5.シェーダーグラフについて
Unity2018からの、シェーダーのノードエディタ。凄そう。
Unity エディタ内でジェイダーを作れる!
ホログラムやメッシュの作成/合成などを、
この「シェイダーグラフ」で作成可能。
このグラフで作ったやつの任意のプロパティを選んで登録(添付2枚目)してエディタ(元のインスペクタータブ)でも調整可能(3枚目)
#UniteTokyo2018 pic.twitter.com/hX3rIivT2f— ちょまど@UniteのMSブース担当中 (@chomado) May 7, 2018
↓詳しくは解説してるブログを読もう!
6.Tiny Unity
この話はかなり何のこっちゃわからんかったのですが、ググッたら別の記事ですでに解説されてました。
[GCC2018] Unity 2018は「カスタマイズ」で小さく速く多機能に
要するに超軽量アプリが作れるUnityモジュールが今年中に出るんだそうです。
多分普通のUnityと同様にマルチプラットフォームビルドできるんでしょうけど、その中でも特にWeb向けビルドのコアランタイムサイズはなんとたったの72KB。
デモでは700KBほどのサイズのアプリを一瞬でダウンロード、起動できてました。
用途としては広告でお試しゲームや、メッセンジャーアプリでのミニゲーム配信(?)だそうです。
多分3D機能とか無くて、2Dの簡単なゲームを作るためのモジュールみたい。
#UniteTokyo2018
現在開発中の超軽量Unity (コードネーム「Tiny Unity」)のランタイム、
なんと実行時のサイズ72KB!Unity のデスクトップアイコンが 500KB でしょう?どういうことw
とても軽い動作なので
「遊べるweb広告」なども実装可能。(実際にスマホのwebブラウザで実演。読み込み早い) pic.twitter.com/aQfhCejJUQ— ちょまど@UniteのMSブース担当中 (@chomado) May 7, 2018
7.自動車業界でUnity
アウディがVive被って自動車デザインをVRで確認とかに使ってるらしい。
車のダッシュボードディスプレイでもUnityアプリが動いたりしてるらしい。
さらにunityはCADデータインポートの会社のPiXYZとパートナーシップを結んだ。
パートナーシップって何かよくわかんないけど、PiXYZのCADデータインポートUnityアセットの開発をUnityが手伝ったって事かしら?
別にタダでアセットが使えるようになったとかでは無いらしい。ちなみに値段は年間1000ユーロ(約13万円)。
Unityに取り込まれた @LEXUS_jpn LC500Hの実際の車の開発に使われたデータ!ゲームやVRの中に実際の車と同じデータから作った車が走る時代もすぐそこ… #UniteTokyo2018
今後はファッションとかもそうなっていくのか…!? pic.twitter.com/GMOCoKZwZp— Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) May 7, 2018
↓説明してる記事はこちら
Unity と PiXYZ Software が提携、リアルタイム開発で CAD データが利用可能に
さらに今年中にPiXYZ社はフォトリアルなマテリアルライブラリを提供(販売?)開始するそうで、それを使うとCADデータから持ってきたかなりリアルな自動車とかがUnity内で表示できるようになると。
8.Unityの未来について
・プログラムやアセットの変更が0.5秒以内に反映できる(ようにしたいな)
・以下に挙げるように色々な素晴らしい新機能をメッチャ作ったけど、もちろん今まで通りの作り方もできるから、やりたい奴だけ試せばええんやで。
・パフォーマンスアップできる新しいEntity Component Systemができたよ~。
【Unity】Unity 2018のEntity Component System(通称ECS)について(1)
【Unity】Unity 2018のEntity Component System(通称ECS)について(2)
・ジョブシステムを使えばマルチコアのCPUを最大限活用できるよ。
【Unity】C# Job Systemを自分なりに解説してみる
・バーストコンパイラを使うとさらにヤバいくらいマルチコアのパフォーマンス上がるよ!
・通信ゲームについて
FPSや格ゲー、RTSではそれぞれ通信アーキテクチャが違ってくるわけだけど、Unityはベストなアーキテクチャをパッと選べるようにしたよ!(Photonのサービスがリアルタイムゲーム用とかターン制ゲーム用とかで分かれてるみたいな話かな?)
通信ゲームもそうじゃないゲームも同じようにコード書けるようにしたよ~。
↑これが何の話かわからない。UNETの次の新ネットワークシステムの話?こんな話他で出てたっけ?
こういう新機能の数々を30分で導入できる!(ようにしたいな)
とりあえず新機能触ってみてくれ~
大規模バトルシミュレーションのデモもあるよ!
との事。
・9.Unity Labs
UnityラボというUnity内の研究チームが何をやってるのかの話。
研究レベルの話なのですぐUnityの機能に反映されるとかいう話じゃないと思う。
曰く、将来はクリエイトは遊びと同じ概念になる。
今はチマチマプログラムコードとか書いたりしてるけど、もっと誰でも遊ぶみたいにクリエイトする時代が来る。との事。
いくつかのデモ映像
・XR Editor
→VR Editorとしてもうプレビュー版が触れるアレ
・XR Foundation Toolkit
→VR内でのインタラクションとか移動とかのコンポーネント類。多分VRTKみたいなの。
・Animator XR
→VR内でオブジェクトを掴んで動かしてアニメーションクリップ作るみたいなの。
・ARView
→スマホをかざすとVRやってる人の観てる世界がAR的に見れるみたいなの。
・リアルな人のレンダリングの研究
・Behavior Planner
→よくわからん。ビヘイビアツリーみたいなの?
・Animation Synthesizer
→機械学習ベースで作られた環境に対してプロシージャルにアニメーションさせられるシステムだと思う
・UX Research Mixed Reality Interaction Concepts
→MRデバイスでのインタラクションの研究。紙のカードの上にUI表示させて操作できるようにしちゃうとか
・MR Editor Mockups
→MRデバイスで何もない空間にいい感じのMR版Unityエディタを投影
・Carte Blancheプロジェクトの紹介
なんかVR内でアセットが描かれてるカードが並んでて、使いたいアセットカードをテーブルに置くとアセットになる。
一通りアセット置いたらそのゲームをそのままプレイできる
さっきの「将来はクリエイトは遊びと同じ概念になる」って話を受けて、遊ぶみたいにゲームが作れたらいいよね!っていうデモだと思う
このデモプロジェクトは10月にリリース予定だそうです。
xRエディタアプリのデモだ!
VR上でオブジェクトを配置、
「再生」をすると、その自分で作ったフィールド上を歩ける!全部VRアプリ上で出来るのがすごいね#UniteTokyo2018
(xRとは: AR, VR, MR などの総称)
・AR:Augumented Reality
・MR:Mixed Reality
・VR:Virtual Reality pic.twitter.com/pQgB2KYcQJ— ちょまど@UniteのMSブース担当中 (@chomado) May 7, 2018
10.終わり
アーカイブ観返してこうやってまとめてみてやっとどういう話だったのかわかりました。
明日からのセッションもたのしみです。