VRoidのベータ版が公開されました。
大変お待たせしました~「VRoid Studio」のベータ版公開ダウンロードを開始しました!
3Dアニメやゲーム、VR/ARプラットフォーム上などで利用可能なキャラクターの3Dモデルを簡単に作成できるキャラクターメイカー「VRoid Studio」!ダウンロードはこちら! https://t.co/j7d9hWFsGb #VRoid pic.twitter.com/SOApIMSeUM— VRoid公式 (@vroid_pixiv) August 3, 2018
ではさっそく内部でどんなライブラリを使用しているのかLicenseファイルから手繰ってみようと思います。
MIT License
→VRoidはVRM形式でエクスポートする機能があるので当然UnityでVRMファイルを扱うためのUniVRMは使用していますね
MIT License
→なにこれ…Unity多目的アバターシステム…。へ~こんなものが。VRoidはこれベースなんですかね
MIT License
→おなじみUniRx
MIT License
→メッセージパックというのはバイナリも扱えるJSONみたいな奴です。VRoidのファイル形式がメッセージパック形式なのかな?
BSD 2-Clause “Simplified” License
→lz4という圧縮形式を扱うための.net用のライブラリみたいです。そういえばアセットバンドルの圧縮形式にもlz4が使われてますね。
MIT License
→zipやgzip、tarなどの圧縮形式を扱うためのC#用のライブラリみたいです。
The MIT License (MIT)
→凹さん作のUnityでWintab APIを扱うためのプラグインです。
The MIT License (MIT)
→なんだろう。チェックサム用のアルゴリズム?Rust言語用。
SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1
→源ノ角ゴシックというフォントです。
The MIT License (MIT)
→辞書式マッチングの文字列探索アルゴリズムだそうです。Rust言語用。
Apache License
→Rust言語用の抽象代数ライブラリ?VRoidの髪の毛の編集はたしかにややこしい数学が必要そうだからその辺に使ってるのかも
The MIT License (MIT)
→Rust言語用の、文章の色と書式を制御するためのライブラリだそうです。
…
以下Rust用のライブラリがずーっと続きます。よくわからなかったので飛ばします。
…
d3dcompiler_47
→d3dcompiler_47.dllを同梱するためにライセンスを書く必要があったのかな。何故同梱されてるのかはわかりません。
→OpenGLをソフトウェア描画できるヤツだそうです。
■Licenseファイルは以上で終わりです。
他、特筆できる事としては、PluginsフォルダにNoesis.dllというファイルがあり、Noesis GUIというシステムを使用しているのだと思われます。
SketchUniversalUnityPlugin.dllというファイルもありますが、これの正体はよく分かりません。
感想
UMAというアバターシステムのアセットは知らなかったので調べてみたいと思います。
Rust言語を使ってるみたいですね。UnityのネイティブプラグインをRustで書いてるのかな?
便利なんですかね?僕はRust言語ってさわった事無いです。