箱根に行ってぼっちキャンプしてきました。

経緯

毎年桜の季節になると、近隣の桜の名所を一通り巡ってます。

毎年恒例の目黒川

新宿御苑

千鳥ヶ淵の桜ライトアップ

旧芝離宮恩賜庭園

上野公園

墨田公園

もう十分堪能した感じがありますが、今年はダメ押しで小田原の小田原城址公園と紹太寺にも行ってみようと考えました。

しかし小田原まではかなり交通費と時間がかかります。片道2時間半かけて日帰りで帰るのもバカらしいなと思いました。

どうせなら1泊しようかと思い付き、各安宿を検索しました。

出てきたのがこちらのパンシオン箱根さん。何と1泊3100円で泊まれるそうです。

早速予約しようとしたら、残念な事に去年に閉館してしまったそうです。

他には目ぼしい格安宿は無さそう…どうしよう…

そうだ!キャンプすれば安く泊まれるじゃん!

という訳でこちらの芦ノ湖キャンプ村さんでキャンプする事にしました。

日程は4月7日(日)~8日(月)です。

4月7日(日)

バスで出発

1日目はとりあえず先にキャンプ場に行ってから観光するつもりです。

キャンプの荷物はものすごくかさばります。こんな重い荷物を背負ってては観光どころじゃないので、とりあえずキャンプ場にチェックインして荷物を置いてから遊びに出かけるプランです。

極力荷物を背負っての移動を減らすために、新宿バスターミナルからキャンプ場そばまで一発で行けるバスを使う事にしました。バスの荷物置き場にクソデカリュックを預けられるのも嬉しいです。

小田急箱根高速バスで、新宿~箱根レイクホテル前まで、所要時間2時間半、料金は2010円です。

10時発の便に乗ったので、12時半にはキャンプ場にチェックインできる予定でした。

バスが出発するまでの間にテントサイトをWeb予約します。当日に予約するのは天気が悪ければ行くのやめようと思ってたからです。一応前日に電話で混み具合を確認しておきましたが、日曜なので全然空いてるとの事でした。

しかし、当日のWeb予約は8時までしか受け付けてないとの事。私のスマホは通話できないMVNOなので、公衆電話から予約しました。

ファミマで朝食のホットドッグとコーヒー、あと昼食用に唐揚げ弁当と水を買っておきます。

渋滞で大遅延

そうこうしてる内にバスが出発しました。何だかやけに乗客が少ないな…空いてるのは嬉しいけど…

乗客が空いてる理由はすぐにわかりました。東名高速道路の東京料金所の辺りで今朝事故が起きており、物凄い渋滞が発生してまったくバスが進みません。

twitter検索したら事故を起こしたポルシェの写真が晒されてました。

恐らくこの情報を察知していた人達がバスに乗るのを取りやめたから乗客が少なかったのではないでしょうか。

私も渋滞リスクを想定して事前に高速渋滞情報をチェックしておけば…と悔やまずにはいられません。結局バスは現地まで一時間遅れとなりました。

バッテリーは死活問題

このバスにはフリーwi-fiに加えてコンセントまで備え付けられてあります!すばらしいですね。

旅行中はなんと言ってもギガとバッテリーの確保が一番の死活問題です。私はバッテリーは8000mAhの物と20000mAhのクソデカい物の2つのモバイルバッテリーを持ってきました。

しかし、間抜けな事にACアダプタを持ってこなかったのでせっかくの電源の恩恵を受けられませんでした。それどころか逆にバスに3時間半乗ってる間に小さい方のモバイルバッテリーを使い切ってしまいました。次回は絶対ACアダプタ持ってくるぞ。

車内トラブル発生

そういえばバスが出発して早々にトラブルが発生してました。

どうやらサラリーマンが後ろの乗客のおじさんに無断で全力でリクライニングしたら注意されて逆ギレして喚いているようです。

サラリーマン「僕には座席をリクライニングする権利がある!リクライニングしちゃいけないならできるような座席にしてないはずだし!よって、リクライニングして欲しくないならアンタは自分の前の座席と2席分買えばよかった話でしょ!」

おじさん「無断でリクライニングするのはマナー違反でしょ。一声かけるべきだろう」

サラリーマン「そんなんあなたの常識を他人に押し付けるのやめてもらえませんかねえ?」

最終的にはサラリーマンは憤懣やるかたないといった顔で別の空いてる席に移動してました。

どうなんですかね。てか座席に入ってる注意書きにも「リクライニングする時は後ろのお客様に一声おかけしてください」って書いてるんですが。

僕は後ろに乗客いなきゃ全力リクライニングしたでしょうけど、乗客がいらっしゃって、一声かけるのも面倒だったのでリクライニングしませんでした。

他の乗客も、せっかく日曜に箱根に楽しい観光に出かけてルンルン気分だったのが、お通夜みたいに車内がシン…としてしまいました。

バスは一番前の席を選べばリクライニングトラブルを防げてオトクですね。ちなみにバス事故で一番致死率が高いのは一番前の左側の席で、一番安全なのは一番前の右側の席だそうです。何故なら事故りそうになったら運転手さんはとっさに自分を守るためにバスの左側がぶつかるようにハンドルを切るからだそうです。

到着

高速を降りて山道に入るといよいよ目的地に近づいてきます。

途中、乙女峠という場所の辺りで富士山が綺麗に見える瞬間があります。

写真だとうっすらとしか見えませんが、実際に見ると結構インパクトあります。

あと、金時山の辺りで降車アナウンス音声の人が急に「足利山の金太郎~♪」とか歌いだすので普段の冷静なアナウンスとのギャップが衝撃で必聴です。

13時半ごろに現地に到着しました。

芦ノ湖が綺麗ですね。人が一杯いてバーベキューとかやって賑わっています。日曜でも泊まる人が一杯いるのでしょうか。騒々しいキャンプになりそうだなと思いました。

フロントに行って受付します。フロントの営業時間は8時~20時です。色々キャンプ道具をレンタルできますし、隣の売店ではちょっとしたコンビニみたいに色々売ってます。カップ麺、即席コーヒー、パスタ、冷凍食品まで。レンジとポットもあります。周辺には一切コンビニとか無いのでありがたいですが、ちょっと便利すぎて、気合入れてカセットバーナーまで持ってきたのは何だったんだって気もします。

テントサイト一つの料金が2500円との事。えっ、Webサイトだと2000円って書いてますけど…今朝予約した電話口でも2000円って言ってたし…と伝えたら2000円になりました。なんかWeb予約しないと500円増しになるんだそうです。

それに加えてゴミ処理協力費が一人につき200円かかります。

受付を済ませてテントサイトに向かいます。それにしても2000円って結構高くないか…観光地とは言え…(ちなみに閑散期は1000円)普通は500円とかじゃないの…

テントサイトに付くと、私以外にはもう一組だけいました。4人くらいでバーベキューしてます。

そうか、2000円って言っても普通は一人でキャンプなんてしないもんな…4人なら一人につき500円で妥当だ…

一番木陰になってる場所はそのもう一組に取られていたので、二番目に木陰になってる場所に設営します。どうして木陰を選ぶのかというと、後で述べますが夜露を防ぐためです。

設営はすぐ完了。テントを設置して、内側に銀マットを敷いてその上に寝袋を敷いたら完成です。

寝袋はSnugpakのナビゲーターというものです。今は売ってないみたいですが、コスパのいい寝袋です。実は家でもめっちゃ寒い時は寝る時に布団の中に入れて使ってます。便利です。

銀マットは WILD-1というアウトドアショップで500円で買いました。

このテントはドッペルギャンガーのT1-51というもので、テントというよりツェルト…いやビビーサック…?

以前に野宿旅に出かけようと目論んだ時に買ったものです。野宿って正式なキャンプ場じゃなくて適当に寝れそうなところに寝る感じなので、テントを張っちゃうと怒られる可能性がありますが、このテントなら寝袋カバーですと言い張ればなんとなく大丈夫そうと思って選びました。

でも結局一回使ったっきり押し入れにしまってました。このテントの弱点は夜に屋根の内側がメチャメチャ結露する事です。いや、どのテントでも結露はするのかもですが、これはとにかく屋根が低いので寝袋に触れてしまい寝袋がびしょ濡れになってしまいます。野宿連泊はとてもじゃないけど不可能でしょう。

しかし今回は対策を練ってきました。テントが結露する原因は夜露のせいだと言われています。夜露とは、空気中の水分が夜に冷えて見えない雨のように落ちてくる現象です。つまり、屋根のある場所やタープを使えば結露を防げるかもしれません。

というわけでホームセンターで129円で買ったブルーシートをかけてみました。これで夜露はブルーシートに落ちて、結露はブルーシートとテントの間に発生するだけで、テントの内側は無事なハズです。

ただ一つ問題があって、見た目が非常に公園に住んでる人っぽくなってしまうのが弱点です。

観光

14:30くらいに設営完了したので、今朝買った弁当をお昼ご飯に食べます。

景色がきれい。

ペットボトルの水は飲み終わったら水筒代わりに使います。炊事場の飲用水を補給。水道水だけど美味しいです。

荷物を全部テントの中に入れて遊びに出かけます(後で気付きましたがフロントの脇にコインロッカーがあるので用心するならそっちに入れた方が安全です)

大涌谷というところに行ってみます。ロープウェイで行くルートとバスで行くルートがありますが、ロープウェイだと千円、バスなら360円なのでバスで行きます。

バスに乗ろうとしたら、運転手さんが「大涌谷行きはメッチャ渋滞してるから、帰りのバス無くなるかもしれない。ロープウェイの方がいいよ」という情報をくれました。今朝バスの渋滞リスクを実感したばかりなのに、またバスリスクに引っかかりかけた!

しょうがないので桃源台駅からロープウェイに乗ります。

こんなところでもいらすとやさんが使われています。

ロープウェイは一分間隔でじゃんじゃんやってくるので待たずに乗れます。

これは気分が悪くなった時に使う酸素ボンベ

大涌谷に向かう道路がメチャメチャ渋滞してるのが見えます。バスで行かなくてよかった…運転手さんに感謝

という訳で大涌谷(おおわくだに)に着きました。

よく知らないで来てしまいましたが、なんか凄いですね。メッチャ硫黄の匂いがします。

散策できる道があると思いきや、通行止めみたいです。なんで?とググッたら、2015年に水蒸気噴火がおきて火山活動が活性化していて危険だからだそうです。

散策したかったなー

黒たまごというのが名物みたいですが、5個入りしか売ってなかったので買いませんでした。

ジオミュージアムという資料館があるので入ってみます。入館料100円です。

噴火で色々大変だったみたいです。

以上、大涌谷でした。

ロープウェイで帰りますが、帰りは途中の姥子駅で降ります。

姥子駅周辺には特に何も無いです。ここからバスで温泉に向かいます。

「姥子温泉 芦ノ湖 一の湯」に着きました。ロッジですが、日帰り入浴ができます。キャンプ場周辺で夕方以降も入れる(営業時間13:00~20:00)お風呂はここしかありません。料金は770円です。キャンプ場にも共同浴場がありますが、今日は営業してないそうです。

浴槽は4人くらいしか入れないサイズで、他は洗い場しか無くて結構狭いです。でも何といっても姥子温泉の源泉かけ流しなのが嬉しいです。13:00~15:00の間なら露天風呂にも入れるそうですが今回は間に合わなかった。

外国人宿泊客が一杯来てるみたいで、私が風呂に入った後続々と入って来てました。

お風呂から出てサッパリした頃には18時を過ぎてました。歩いてキャンプ場に戻ります。

キャンプ場に戻ってみると、あれだけ昼間賑わってたキャンプ場が、誰もいなくなってました。

なぜ…みんなバーベキューしてただけでキャンプ客じゃなかったのかな…

日も落ちて暗くなってきて、さみしくなってきた…

気を取り直してバーベキューをするぞ!

バーベキュー

キャンプ場にはバーベキュー場もあるし、炊事場のカマドもありますが、どちらも有料です。今回は持ち込みのバーベキューコンロを使います。テントサイトは直火禁止で焚き火も禁止ですが、バーベキューコンロは使えます。

家から100gあたり99円の牛肉を300gほどジップロックに入れて冷凍させたまま持ってきてます。あとお茶碗1.5杯ぶんくらいのご飯をラップで包んだおにぎりも。

コンロは先週買ったYolerの折り畳みコンロを持ってきてます。

このコンロはキャプテンスタッグのカマドのパチモノですが、本物のB6カマドよりもちょっと大きくて、個人的にはバーべキューしやすいサイズで気に入ってます。

燃料はダイソーで買った燃料炭を持ってきてます。着火剤無しで簡単に着火できてそのまま燃料にできるそうです。これまたダイソーで買ったターボライターで着火します。

しかし、全然着火しませんね…オイオイ…しょうがないのでその辺の枯葉を拾って炭の上に乗せて燃やして焚きつけます。

焚き火みたいでいいですね。

ホントは火が消えてから炭から出る赤外線の熱でじんわりと肉を焼くのがバーベキューですが、前に火が消えるまで待ってたら炭が灰になってた事があったので、もうさっさと直火で焼く事にします。

肉を焼いてる様子。

周りがメッチャ暗いですね。LEDランタンとかは持ってきてないですが、一応こういう感じのLEDヘッドライトを装着してます。

ヘッドライトで照らさないと肉が焼けてるかどうか分からないので危険です。

肉には持参した塩コショウだけかけて食べます。ホントは焼き肉のたれとか使いたいですが、そうするとお皿も必要になりますし、ただでさえ左手におにぎり持ってて右手で箸持って肉を焼いたりペットボトルの水を飲んだりして忙しいのに、この上お皿まで持つなんてのはテーブルが無い状況ではオペレーションが多忙すぎて却下です。

ほとんど肉を食べ終わった頃にようやく炭がいい感じになって来てますが、もう遅いです。

バーベキューも終えて、誰もいない(フロントも営業終了して従業員の人も多分いなくなった)真っ暗なキャンプ場で特にする事もないので、テントに入ってプライムビデオでゆるキャンを観ます。(アプリ設定で画質を最低にしてギガ節約にするのを忘れずに)

ゆるキャンのしまりんはぼっちキャンプたのしそうですが、実際やってみるとクッソ心細いよ…暗いしさびしいし怖いし…こんな事になるって分かってたら来なかったかも…私にはスナフキンみたいな生活は無理や…そういやフロントの人がイノシシが普通に出ますって言ってた…こんな所で熊とか殺人鬼に襲撃されたらオシマイや…

そんな事を考えてたら、テントの内側がメッチャ結露してきてる事に気付きました。うわあ…ブルーシート意味なかった…というか仮にブルーシートが夜露を凌いでくれているとしても、結局内外の温度差でテントが普通に結露するのは免れないのでは。

あ~あと思いましたが、幸いこごえるほどの温度では無いので、寝袋が濡れても気にしない事にして寝ました。

4月8日(月)

夜中にパタパタという音で目が覚めました。

ゲッ!雨が降ってる!ついてね~!

とにかく慌てて外に出してた靴をレジ袋に入れてテントの中に収納しました。

テントに浸水してきたらどうしよう~このキャンプもう全然ゆるくない!

あとはもうなるようになれと思ってとりあえずまた寝ました。

起床

6時半ごろに目が覚めて、周りも明るくなってたので起きる事にしました。雨はまだメッチャ降ってます。

このテント、結露はひどいですが、朝まで雨はまったく浸水しませんでした。結構防水能力すごいですね。見直しました。

今朝の様子。屋根のある所が炊事場ですが、今思うと炊事場にテント置いて寝れば快適だったろうな…

とりあえず昨夜のバーベキューの片づけをします。炭捨て場に灰を捨てて、炊事場でコンロを洗います。

テントを炊事場に引き上げたりしつつ、朝食のカップ麺を準備します。イワタニジュニアガスバーナーにMoritaのクッカーを置いてお湯を沸かします。

カップ麺できた

朝飯食ったら昨日売店で買っておいたインスタントコーヒーも作ります。

2杯セットなので2杯飲みます。

コーヒー飲みながら周辺を散策します。ちなみに折り畳み傘を持ってきてます。

キャンプ場に戻ってもろもろ片付けて荷物をまとめます。

ブルーシートは129円だし、びしょびしょに濡れてるし、これを持って帰って再利用するのか…?と思ったので、捨てちゃうことにしました。

そういえばフロントでUSBのACアダプタを借りた(100円)んですが、挿すコンセントの電源はどこを使えばいいのか分からなかったので、結局使わないまま返却しました。

元箱根

キャンプ場を後にして、海賊船乗り場に向かいます。

雨は止んできました。

これに乗ります。芦ノ湖の桃源台から元箱根まで、9時半に乗って10時10分頃到着。料金は1000円。

乗り込みます

途中の港でこっちの海賊船に乗り換えです。

元箱根に到着しましたが、霧がむっちゃ濃いです。

ちなみに霧が濃すぎてこのあと海賊船は一時間おきの運行になったそうです。

隣のバス乗り場のコインロッカーに荷物を預けて箱根神社に行ってみます。

でかい鳥居

またでかい鳥居

なんか湖面に浮かんでる有名な鳥居の方に行きます

なんと有名な鳥居は工事中でした。でもこれはこれでカッコいい。

階段を登って本殿へ

本殿です。

苔がめっちゃ生えてる狛犬

九頭竜神社の手水

霧がメチャメチャ濃い

霧が濃すぎて水墨画みたいになっとる

11時頃、この辺で唯一のコンビニであるローソンに行ってお昼ご飯を食べます。周りの飲食店は観光地価格で高めですが、ローソンは普通のお値段です。(Paypayが使えるので20%バックキャンペーンも付きます)

外は霧が出てて寒いですが、このローソンには広々としたイートインがあります。なんかコロッケとかウインナーが乗ってるカレーをチンしてもらってイートインで食べます。

イートインにはコンセント電源もあるうえ、なんとUSB電源まであって至れり尽くせりです。ありがたく充電させてもらいました。素晴らしいですね。このローソンは元箱根の激オシスポットです。

お昼ご飯を食べたので、元箱根からバスで入生田(いりうだ)という所へ行って、当初の目的だった紹太寺へ向かいます。

元箱根のバス停はgoogleマップが指し示す場所がすごい適当なので、結構探すハメになりました。

入生田

というわけで入生田に着きました。

実は入生田駅前の「神奈川県立生命の星・地球博物館」にも行ってみたかったんですが、残念な事に月曜日は休館日でした。残念…

入生田駅にはコインロッカーぐらいあるだろうと考えてましたが、ありませんでしたので、クッソ重い荷物を抱えたまま紹太寺まで行くハメになりました。

なんか神社がありますね。

こちらが紹太寺です。

たしかに桜は咲いてますが名所ってほどでは…

この案内板によると、名所の桜は紹太寺の裏の山のてっぺんにあるとの事。な、なんだってー

なんか廃墟

これを登るのか…

まだメッチャ階段あるやん

へえ、昔はここに立派な伽藍があったらしい。幕末に焼失したらしい。

今は畑が広がるばかりだ

結局名所の桜はどこやねん

あっ、これかあ!…って散っとるやん!完全に!どうしてくれんのこれ!クッソ重い荷物しょってこんな山の上まで必死こいてやって来たというのに

上を見ても何もなかった

しょうがないのでバスでもう一つの目的地である小田原城に向かおう。もしそっちの桜も散ってたらガッカリすぎる…

小田原

小田原駅のコインロッカーに荷物を預けて小田原城へ。

一番近い入り口から小田原城に入ろうとしたら、正面入り口はこっちじゃないよ!って案内板でやけに誘導されるけどなんなん?

おおーっ、正面入り口の通り、桜がメッチャ綺麗!これを見せたかったのか

小田原城前まで来ました。

ローソンで買っておいたマーガリンジャムパンをおやつに食べます。

何故かサルがいる

小田原城の脇の常盤木門SAMURAI館とかいう所へ

ほ~ん

やたらカッコいい兜

ハトがピョコピョコ跳ねてて、キャワイイ~と思ってよく見たら片足無くてあっ…ふ~ん

いよいよ小田原城に入ります

小田原城は北条氏の本拠地だったけど、豊臣秀吉に包囲されて開城するハメになったらしい

天守閣からの眺め

こども遊園地ってなんじゃ

良心的な値段設定

豆汽車80円

バッテリーカー80円

謎のベールに包まれた自動遊具30円

小田原城も観終わったので帰ります。

帰りの電車はJR東海道本線と小田急線の2択があって、小田急線の方が500円くらい安い代わりに30分くらい到着が遅い。疲れてて早く帰りたかったのでJRで帰りました。

おわりに

というわけでぼっちキャンプ箱根2日間の旅でした。

紹太寺の桜が散ってたのは残念ですが、小田原城の桜は満開だったし、キャンプとバーキューもできて一石二鳥で良かったと思う。

夜中に雨が降ったのは残念だけど、結構あったかくて虫もほとんどいないいい気候でした。

正直テントはもっと普通なソロテントに買い替えたいですね…これとかでいいんじゃないの。

ゆるキャンだと原付や車で荷物運ぶからかさばっても平気ですが、電車バス、徒歩だとこれ以上荷物増やせないですね。むしろ減らしたい。

てか免許あるんだからレンタカー借りればいいだろって話なんですが、いかんせんペーパードライバーなもので…

これからアウトドアにいい季節だから、キャンプまでいかなくともお出かけついでにバーベキューするとかは荷物もそんなに要らないし面白そうですね。