【注意】今回の記事はスケベな話を含みます。

UE5でのゲーム制作の日記とか開発メモをこれからブログに書いていこうかなと思っています。
今回の記事はその取っ掛かりみたいな話です。

さて、私が最近衝撃を受けた事と言えば、SkyrimのエロModです。

Skyrimはもう10年前のゲームですが、Mod文化については凄まじく成熟してきていて、今こそが花盛りといった具合になってるようです。

そして、エッチなModについても何だか大変な事になってるらしいです。

例えばへぷちさんという方のSkyrimキャラはこんな感じになっています。

すさまじくスケベですね。その辺のエロゲーよりエッチな気がします。
こんなにスケベなキャラを作って遊べるならSkyrimやってみたいと思って勢いでSteamでゲームを購入してしまいました。

しかし、このようなエッチなキャラを作るには色々とModの導入が必要になるみたいです。
へぷちさんが導入しているModはこういったものだそうです。↓

SkyrimにはバージョンによってModの種類が違ったり、何かMod同士の相性問題とかもあって、色々と難しいみたいで、さらに最初からいきなりMod入れまくっていいんだろうか?最初は何も入れないで遊んでみるべき?とか色々と疑問があります。

まあSkyrimについては色々調べたり遊んでみたりしてまた別途レポート記事を書くかもしれません。

今回の記事で取り上げたいポイントは、「エロの情熱が人を突き動かす力ってすごいな」という事です。

Skyrimのデフォルトのキャラクターなんて、全然エロくありません。↓

世界中の有志がスカイリムをエロくするために寄ってたかってエロModを製作した結果、あれだけエロいキャラが作れる環境が実現されているという事。
集合知がスカイリムをエロくしたわけです。

それで、そもそもエロいゲームが遊びたいならエロゲーを遊べばいいんじゃないか?と思いますが、どうして彼らはわざわざスカイリムをエロくしようとするのだろうか?という疑問が湧いてきます。

まず、スカイリムは世界でも最高峰の自由度を持ったRPGという事で有名です。これはつまり、最高の世界シミュレータだという事です。

それで、せっかくの最高の世界シミュレータですから、そこにさらにグラフィックをキレイにしたい…だとか、理想のキャラを作りたい…といった感じで気になる個所をModで補ってやれば、プレイヤーの理想の世界が実現できるというわけです。

というわけで、スカイリムでMod文化が盛んなのは、スカイリムが最高の世界シミュレータだから、自分の理想世界を実現するにはスカイリムをModで弄るのが一番手っ取り早いからだろうという話でした。

さて、へぷちさんはスカイリムMod画像以外にも、セクシーな美少女模型の写真などもアップされてます。
スカイリムに色々なModを入れて衣装とかを揃えて理想のキャラを作るのは、着せ替え人形的なノリに近いのかもしれません。そもそもスカイリムのようなゲームはキャラクリエイト機能があって、自分の好みに合わせてキャラの顔とかを調整できます。

というわけで、ようやく本題に入っていきますが、私が考えたのは、ゲーム制作にもスカイリムのキャラクリやModのような手法を取り入れられないだろうか?という事です。
つまり、ゲームにMod入れて遊ぶようなノリで自作ゲームが作れたらいいのになあみたいな話です。

キャラクリエイトのノリで自作ゲームキャラを作れる方法?

自作ゲームを作るにあたって、キャラクターの3Dモデルは自分でスクラッチで作らなきゃとか何となく思ってましたが、へぷちさんのスカイリムキャラなどを見てたら、例えばこれが自作ゲーのキャラだとしたら、それもアリだな…と思いはじめました。

ゲームのキャラクリのような、あるいは着せ替え人形的なノリで自作ゲーム用の3Dキャラが作れる方法って無いんだろうか?と考えて調べたところ、DAZ Studioというソフトが使える事が分かりました。

というかDAZの事は昔から知ってましたが、作れるキャラの見た目がリアル寄り過ぎないか?とか、DAZのキャラは静止画や動画作成用であって、ゲームには使えないらしいみたいな話だったので、余り眼中にありませんでした。

ですが、最近ではDAZの素材に「インタラクティブライセンス」という物が用意されていて、それぞれの素材ごとに、素材そのものの購入とは別に、インタラクティブライセンスが購入できるようになってます。
要するに、素材とインタラクティブライセンスを両方買えば、その素材を自作ゲームの3Dモデルとして使えるようになるという物です。

DAZは最近はゲーム用途に力を入れているようで、DAZからUnreal Engineにモデルを送れる「DAZ to Unreal Bridge」というプラグインも用意してくれています。

そして、DAZはリアル過ぎるキャラしか作れないのでは?という話は、最近ではそうでもなく、いわゆる日本のゲーム的な美形な顔のキャラも割と作れる感じになってきています。

というわけで、お金さえ払えばキャラクリみたいなノリでDAZ Studioでゲーム用キャラが作れるらしいという事になってきました。

DAZの素材を買いまくって沢山のキャラを作ろうとすると、お金がかかり過ぎてしまいますが、こだわって制作したい一部のメインキャラを作るためだけに使うとかはアリな気がします。

また、素材を買うとお金がかかりますが、服とかは自作すればタダです。
(しかし、素体のGenesis 8自体にもインタラクティブライセンスがあります。現在25ドルです)↓

https://www.daz3d.com/genesis-8-starter-essentials

ちなみにですが、ゲームにさえしなければインタラクティブライセンスは不要という点も注目です。
例えば私はUE5をマンガ制作に利用していますが、マンガに使うだけならインタラクティブライセンスを購入する必要はありません。

スケベ駆動でゲーム制作するという事

さて、UE5でゲームを作ろうという漠然とした目標はありましたが、とは言えどういう風に作っていこうかという取っ掛かりを探している段階でした。

私はかつて「まどマギクリッカー」というまどマギの二次創作ゲームを作りましたが、あの時はまどマギにハマり過ぎていた原作愛の勢いで作ったわけです。

ではオリジナルゲームでは何を原動力にして作っていけばいいのか?という話ですが、例えばそれはスケベ欲なのかもしれません。

正直言って、何の取っ掛かりも無い状態で、UEの使い方を順を追って学ぼうと思っても、全く身に入ってきません

そこで、とりあえずスケベなキャラをUEに放り込んでみたらどうなるでしょうか?
じゃあせっかくならこのキャラを操作できるようにしてみようか…という気になるハズです。
そうしたら、次は髪やスカートを揺らしてみたいなあと思うでしょう。
その次は、当然乳揺れを入れようと思うでしょう。
その後は、キャラに色々なアクションをさせられるようにしよう…と思うでしょう。

そうしていって、最終的にはいつの間にかゲームが完成していたなあ。という流れが理想ですね。
最初にスケベなキャラを投入するだけで、制作プロセスが一気に明白になりました。

これがスケベ駆動のゲーム制作です。

スカイリムのエロModに情熱を燃やしている人たちと同じベクトルのノリで、自作ゲームを作れる事も可能かもしれないというわけですね。

マーケティングとしてのエロティシズム

過去のブログ記事で、「ゲームのグラフィックスがリアルだろうが、そのゲームを遊び始めるとグラなんか気にならなくなる」みたいな旨の話を何度も書いてきました。
それでもゲームにハイクオリティなグラが求められるのは、ゲームを遊ぶのは買った後ですから、まず買う前にユーザーはプロモーションビデオとか観て買うかどうか判断する必要がありますから、そのプロモのためだけにハイクオリティなグラが必要になるという話もしました。

何故なら、グラがリアル!というのは、どんだけ何も知らないド素人の人でも分かりやすいアピールポイントだからです。
マーケティングのためだけにゲームのグラ全部を高品質にするのは、ぶっちゃけコスパが良くないかもしれません。

「グラがリアル!」以外にも、誰でも分かるアピールポイントってなんか無いだろうか?と考えてみました。
それはエロです。
エロというアピールポイントは誰でも分かります。ただし、キッズや女性にはアピールにならないかもしれませんが…。

例えば、私はFF12ではひたすらフランの尻をガン見してました

ニーアオートマタでは2Bの尻チラが話題になりました。

“シリモデリングアーティスト”として注目を集める松平が『NieR:Automata』2Bのモデリングワークフロー、制作プロセスを大公開!

Haydeeも主人公の尻が大変な事になってます↓

こんな感じで、露骨にエロい要素を入れてきています。
そして、私とかはまんまとエロのフックに引っかかっちゃってます

ちなみに、ゲームキャラの尻に気合が入ってるパターンが多いのは、3人称視点のゲームでは主人公の顔とか胸とかほとんど見えないし、基本的にずっと背中や尻だけ見続けるハメになるからでしょう。

ココでポイントなのは、どの作品もシリアスな世界観の作品で、明らかに露骨にエロい恰好のヤツがいても、誰もその事について触れません。
”自己言及しない”という特徴があります。
例えばニーアの2Bが自分の尻を恥ずかしがったり、FF12でヴァンがフランを見て「尻がエロ過ぎる!」とか言ったりしません。
まるで常識改変でもされてるかのように、スケベなキャラの恰好がさも当然のように受け入れられているので、我々もついついこの世界ではそういうモンなのかな…とか思ってしまいます。(そんなわけねえのに)
「裸の王様」で王様が全裸なのに誰もツッコまないと、自分も「まあ…そういうものなのかな」とか思ってそれに触れられないみたいなもんです。そこに「王様裸じゃん!」って言及しちゃうキッズが現れた瞬間、世界観は崩壊します。
”言及さえしなければどんだけスケベな奴がいても大丈夫理論”と名付けましょう。

ワンピースにもお前だけクイーンズブレイドから出てきたのか?と言いたくなるようなレベッカというハンパないスケベな恰好したキャラが出てきますが、何となく世間では別に大丈夫な感じになっているようです。

ところで、Haydeeの主人公は尻はスケベですが顔はのっぺらぼうのアンドロイドみたいな感じです。2Bも目は隠れていますし、へぷちさんのスカイリムキャラも口を隠してたり目を隠したりしてます。
顔を隠すというのはスケベ性を際立たせるような何かがあるのかもしれませんね。

話を戻しますが、そんなわけでエロと言うのは極めて誰にでも分かりやすいアピールポイントになる上に、ゲーム制作のモチベーションを保つのにも極めて有効で一石二鳥という話でした。

実際にUE4にDAZで作ったキャラを入れてみる

というわけで、ここ数日はDAZのキャラをUE4に入れようとして悪戦苦闘してました。

DAZが「DAZ to Unreal Bridge」プラグインまで用意してくれてるんだから、すぐ入れられるだろうと思っていましたが、意外に罠があってハマりました。
というわけで、いろいろ苦労した結果、成功した方法を動画にしてアップしておきました。↓

また、 DAZ to Unreal Bridgeを使う方法以外にも、DAZからCharacter Creator 3というソフトを経由して、UE4にキャラをインポートするという方法もあります。

Character Creator 3というソフトは何なのか?と言うと、まあDAZ Studioと同じようなソフトなのですが、iCloneというアニメーション作成ソフトのアバター制作に特化しています。
それで、ゲーム向けにモデルエクスポートする機能があり、DAZよりもゲームに最適化したモデルを出力できます。
例えば、DAZから直接UE4に入れたモデルは、UE4のデフォルトのマネキンとスケルトン互換性が無いので、アニメーションをリターゲットするハメになりますが、CC3を経由するとマネキン互換のスケルトンで出力してくれるので、マネキンのアニメーションがそのまま使えます。

というわけで、CC3を経由するパターンの方法の動画もアップしました。
これも最初は上手く行かなくて色々ハマりました。

おわり

というわけで、今回はスカイリムのエロModによるキャラ作成をヒントに、DAZを使ってゲームのキャラメイクと同じようなノリで自作ゲームのキャラを作る方法について考えてみました。

また、スケベ駆動のゲーム制作についても考えてみました。
スケベキャラを投入する事で、ゲーム制作のモチベの維持とマーケティング的なアピールポイントの一石二鳥が得られる話をしました。

具体的にDAZのキャラをUE4に入れる方法も2種類紹介しました。

さて、この次はどうするか?と言うと、上でも書いた通り、スケベ駆動で進めていって、髪の毛の自作方法であるとか、髪や服の揺らし方、乳揺れの入れ方などについてさしあたって調べてみたいと思ってます。